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間辺 巖; 岩田 幸生; 押野 昌夫
EPA-520/1-90-013, p.82 - 89, 1990/00
放射性物質を取扱った建屋や土地の再利用や機器を再生利用する場合に、汚染検査や放射能測定は利用に至るまでの作業を円滑に進め、放射線生物学的な保証を得るのに不可欠である。本報告は再利用や再生利用する物の汚染状況を把握する放射能測定手順と技術の検討結果である。手順は計画、汚染そして再生、再利用の3段階に整理でき、放射能測定は各段階に応じた目的がある。即ち計画段階では汚染場所や機器の事前調査、汚染段階では汚染レベルの確認と機器の区分、再利用段階では汚染レベルと安全性の最終的な確認である。この測定に適する測定法と、測定器の特徴や検出下限値を示すと共に、日本原子力研究所で開発された低レベル廃棄物の自動測定装置類を紹介する。次に、日本原子力研究所で実施された研究1棟の改修、JRR-3の改造、JPDRの解体工事における汚染部、廃材等の測定経験を示し、低レベル放射能測定法の評価を述べる。
山本 英明; 松下 紘三; 山本 峯澄
EPA-520/1-90-013, p.149 - 157, 1990/00
原研における原子力施設の除染・解体・再利用の際の経験を保健物理学的観点から検討し、その施設における残留放射能による健康影響の特徴及びその評価のために必要な事項を抽出して、残留放射能基準策定のための技術的基礎資料を提供する。
山本 英明; 押野 昌夫
EPA-520/1-90-013, p.193 - 196, 1990/00
原子力施設等の除染・解体・再利用における残留放射能基準に関連した日本の法令と、基準設定のために行われている国レベルでの調査検討の現状を紹介する。さらに、残留放射能基準のあり方について発表者の私見を述べる。
加藤 正平; 山本 英明; 熊沢 蕃; 沼宮内 弼雄
EPA-520/1-90-013, p.266 - 280, 1990/00
原子炉施設のデコミッショニングで発生する有用金属を再利用することにより発生する可能性のある残留放射能による理学工業機器に対する影響を調べる。特にLSI、高感度写真フィルム及び低バックグランド放射線測定器に対してはその可能性があることを明らかにし、その経済的影響の評価法を検討した。
加藤 正平; 石川 冬比右*; 山本 英明
EPA-520/1-90-013, p.44 - 56, 1990/00
施設の解体、改造にともなって放射能の発生する可能性のある施設について、国内の関連施設の数量を調査し、また、解体経験のある施設について調査した。これにより、施設の種類と残留放射能の性質を検討した。